高校時代の友人の結婚式に出席した。2次会の幹事も頼まれるほどの仲の良い友人なのだが、久しぶりに仲間5人で集まってみると会話がほとんどない。会話がないのはどういうことかと考えてみた。
 まず、共有している時間が少なく、共通の趣味があるわけではない共通の話題も限られる。年に数えるほどしか会わないので、お互いに何をしているのか本当のところよくわからない。とはいえ、1人ずつPowerPointで今まで何をしてきて、現在何をして、これからどう生きていくのかというプレゼンの場を設けるわけもないから、このまま一生よくわからないままかもしれない。また連絡するとお互い別れたが、連絡することはほとんどない。いつこんな言葉を覚えたのだろうか。マイルドセヴンが胸に沁みる。