2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『動くな、死ね、甦れ!』(1989/ヴィタリー・カネフスキー) [,w300]

『トラック野郎 熱風5000キロ』(1979/鈴木則文) [,w150] 第9作。いつの間にかコメディ路線からメロドラマ路線へとシフトしている。というか実は第5作の佐渡編からそれが顕著になっていて、じゃあそれでつまらないかと言われると、当然観るべきところは少な…

『トラック野郎 一番星北へ帰る』(1978/鈴木則文) [,w150] 第8作。完全に迷走しはじめたこのシリーズだが、新沼謙治(!)の乱入で息を吹き返した。

『ぼくら、20世紀の子供たち』(1994/ヴィタリー・カネフスキー) [,w300]

『トラック野郎 突撃一番星』(1978/鈴木則文) [,w150] 第7作。完全に迷走しはじめた黄金のカルテット・・・いや、澤井信一郎は前作から抜けていた。

『でんきくらげ』(1970/増村保造) [,w150] 一瞬でも愛から眼を逸らせば、たちまち不幸への道を辿る。増村的作品とは、つまり愛を貫いた男女だけが最後に報われる、という苛酷な記録なのである。

『ひとりで生きる』(1992/ヴィタリー・カネフスキー) [,w300]

uefa.comユーザー選出の2009年ベストイレブンが発表された。400万人が投票したらしいが、バルセロナの選手ばかりでいまいち新鮮味がないので、過去のデータも掲載した。 【2009】GK:カシージャスDF:ダニエウ・アウベス、ジョン・テリー、プジョル、エブラM…

特捜は国策捜査が容認されている唯一の機関なのだから、やはり揚げ足取り捜査は得意なわけで、誰が見ても記載不要と思える金の動きの不記載で小沢一郎元秘書を逮捕している本当の理由は何かと考えると、メディアを利用した民主党のイメージダウン戦略である…

『トラック野郎 男一匹桃次郎』(1977/鈴木則文) [,w150] 第6作。鈴木則文と澤井信一郎、菅原文太と愛川欽也の黄金のカルテットにもやや翳りが・・・

『アビエイター』(2004/マーティン・スコセッシ) [,w300] ハワード・ヒューズの青年期(第2次大戦前後)を170分(!)で描いた作品だが、誰あろうゴダールがその『映画史 1A』で彼を「メルモズよりも勇気があり、ロックフェラーよりも金持ち。『市民ケーン…

『小三治』(2009/康宇政) [,w150]

『氾濫』(1959/増村保造) [,w150]

ほんの数日前のことだが、エリック・ロメールが亡くなった。89歳。ひょっとすると彼だけが死なずに映画を撮り続けるんじゃないかと思っていたが、大往生とはいえやはり淋しい。 訃報を耳にする度に、どんなに素晴らしい作品を残した人もいずれ死ぬ、という余…

『69-sixty nine-』(1987/村上龍) 映画については語らずにおく。脚本宮藤官九郎・監督李相日のコンビとキャストから推して知るべし。仮に村上がメガホンを取ったらひょっとしたら青春映画の大傑作になったかもしれない。小説『69-sixty nine-』は「楽しい…

『トラック野郎 度胸一番星』(1977/鈴木則文) [,w150] 第5作。鈴木則文と澤井信一郎、菅原文太と愛川欽也の黄金のカルテットに酔いしれる(トルコ風呂で腰を振りながら恋人の手紙を読む星桃次郎は圧巻)。

アマゾンは書籍一冊のために、いちいち箱型段ボールで配送するのを即刻止めよ!「空気はタダよ」とばかりの無駄スペースはおよそ厚さ10cm。

『フェイシズ』(1968/ジョン・カサヴェテス) [,w300] カサヴェテスは紛れもなく「顔」の作家だが、その顔をタイトルにしたこの作品で彼はおよそ意図していなかった数々の「顔」に出会う。おそらく彼はラッシュ時に驚いただろう。映画が「事件」の現場であ…

1月31日までは正月なのだから、いっそ縁起担ぎに開席150年の歴史ある「鈴本演芸場」で寄席見学。漫才あり手品あり紙切りあり、そしてもちろん落語ありの3時間。寒空の下、上野界隈を徘徊する路上のブルースメンに囲まれながら2時間待った甲斐もあって江戸屋…

『その男、凶暴につき』(1989/北野武) [,w300] とにかく歩き回るビートたけしは見ていて胸のすく思いだし、何よりバイク事故前の彼の顔は男の色気が漂っている。監督処女作にして最高傑作かもしれない。新作『アウトレイジ』も期待大。

誰彼となく噂には訊いていたが、PS3でのウイニングイレブン2010におけるオンライン対戦は本当に廃人養成通信講座のようだ。受講料は無料。接続して以来、2日間で13時間も熱中してしまい、おまけに今日は「バルサやマンUばかり使っているユーモアのない奴らを…

『ダイ・ハード4.0』(2007/レン・ワイズマン) [,w300] 前作までの馬鹿騒ぎも嫌いではないが、内気な引きこもり童貞ハッカーがタフガイになっていく物語も同時に進行していくことで、作品を豊かにしている。さらにマクレーン刑事が離婚して自暴自棄になって…

『我が胸に凶器あり』(1996/青山真治) [,w150]

1/2から今日まで5泊6日で実家に帰っていた。士別の過疎情報は元気が失くなるのでもういいとして、旭川で文字通り「豪遊」してきたことと、モストボイもマストバイなPS3・ウイニングイレブン2010・ワイヤレスコントローラーの新3種の神器を購入したことを書き…

『くちづけ』(1957/増村保造) [,w300] 増村保造処女作にして、恐るべきスピード感と野添ひとみの可憐さが魅力的な良作。

『潤一郎ラビリンス(2) マゾヒズム小説集』(谷崎潤一郎) ジル・ドゥルーズが『マゾッホとサド』で「マゾヒストは本質的に訓育者なのである」と書いたことからわかるように、その男女関係が一種の狂言でしかないことである。その狂言は、マゾヒストがパー…