2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『黄色いリボン』(1949/ジョン・フォード) [,w300]

『Solo〜Famous Melodies〜』(2007/渋谷毅) [,w200,h177] 「Danny Boy」や「Just A Gigolo」などの有名曲を演奏している渋谷毅のソロ・ピアノ曲集。「PIT-INN」で見かけたのはただの老年オヤジだった。街角でも誰も気づかないだろう。そもそも有名な人では…

『すべての男は消耗品である。vol.2』(1990/村上龍) 再読。彼の圧倒的な体力と自分の欲望のためなら人を殺すかもしれないほどの行動力は、羨ましさを越えてもはや別次元である。ユーモアと嫌悪とF1に満ちた1990年前後の記憶。オレたち若いオスが「重いもの…

『ブルーズの世界』(1995/三井徹編) ささやかながら『ブルーズの世界』というマイナー本で、19世紀以降のブルースの変遷を学んだ。砂漠でさらに砂を噛み続けて頭がおかしくなりそうな苦いブルースを聴きたい。ブルーズの世界 (Music companion)作者: 三井…

高校時代の友人の結婚式に出席した。2次会の幹事も頼まれるほどの仲の良い友人なのだが、久しぶりに仲間5人で集まってみると会話がほとんどない。会話がないのはどういうことかと考えてみた。 まず、共有している時間が少なく、共通の趣味があるわけではない…

自分自身を頼りにする気持ち。ロバート・B・パーカーは自立をそう説明している。人生相談や星占いが蔓延している世界では、簡単なことではない。

『グラン・トリノ』(2008/クリント・イーストウッド) 『マディソン郡の橋』(1995/クリント・イーストウッド) [,w300] [,w300]

『メロディ(Melody)』(1985/サザンオールスターズ) この23枚目のシングルが最高傑作だと思っている。「今宵、雨のSeptember。君に乗る純情な夜がとぎれてく」と、恋の終わりを予感させる作品だ。桑田にとって"恋=夏"なのだから、恋の終わりがすなわち夏…

銀週間だというのにどこにも行かないのは背徳だと思い、江ノ電1日乗車券を購入して江ノ島周辺を探索した。七里ケ浜に「bills」という海岸を一望できるレストランがある。お薦めしたいが、4時間待ちという絶望的な混み具合なので予約が必要だ。 船にも乗った…

『宇宙からの歌、宇宙への音』(2007/V.A.) 「宇宙っぽい」という形容詞が最も多く使われてきた芸術形式は、間違いなく音楽だろう。70年代ドイツ音楽やPファンク、果てはアンビエント・ミュージックからビートルズまで「宇宙っぽい」というテイストで一括り…

村上龍がNYタイムスに寄稿したエッセイで、政権交代を果たした日本について「私たちはただ、子供が大人になっていくときの憂鬱さを経験しているだけなのだ」と書いている。 民主党政権になったからといって、税収が劇的に増えるわけではない。その場合、政策…

『Cluster And Eno』(1977/Cluster And Eno) [,w200,h200] ローデリウスとメビウスの電子音楽デュオ・クラスターが、当時彼らより1000倍以上も知名度のあったはずのブライアン・イーノと制作した、メロディなし、リズムなし、ハーモニーなし、山なし、谷な…

シルバーウィークは今年からの制度だと勘違いしていた。次に5連休になるのは6年後と知って、軽い目眩を起こしている。 そんな今日はいまいち体調がよくない中、鮫洲にて普通免許の更新をしてきた。2段階右折でパクられた4年前の違反が消えず、違反者講習を2…

Pete RockのDJを体験しに恵比寿リキッド・ルームへ、男3人女1人の混成グループで行ってきた。雑だった。雑誌「Groove」的なヴァイナル至上主義者ではない僕らも、内心はレコードでプレイしてほしいと思っている。一昔前なら、DJブースにMacbookが置いてある…

『ニッポンの思想』(2009/佐々木敦) 「けっして変わることがなく、変わりたくても変われず、変わったと思っても実は変わっておらず、だから今も変わっていなくて、これから変わ(れ)ることもない」日本という「悪い場所(椹木野依)」での80年代からゼロ…

『Heartbeat』(1979/Curtis Mayfield) [,w200,h200] 多作なアーティストには必ず駄作がある。老体に鞭を打って取り入れたディスコ・ビートが、聴くたびに痛い。いまでも『Curtis/Live!』と『Something To Believe In』が最高傑作だと思っているが、購買意…

金沢レポート2日目。金沢駅直結の8階で目覚め、タクシーでクライアントに直行し、小松空港発最終便で帰ったため特記事項なし。 空港から電車ではなく、敢えて「新宿駅西口行きリムジンバス」とやらで東京の夜景でも見ながら帰ろうといざ乗車。バスは首都高速…

金沢レポート1日目。初めての土地かつ1泊2日の出張のため、観光はなし。呑みあり。市街地に古い寺がたくさんある。最近は檀家さんも少なくなってきて大変みたいですけどねぇ。上品な田舎町、夜は静かに更けていく。

『ラスト・デイズ』(2005/ガス・ヴァン・サント) [,w300]

『盲獣』(1969/増村保造) [,w300]

最近体がひどくダルい。特に太腿がダルい。太腿がダルいと朝起きるのが苦痛である。 ギリギリまで寝てるから朝食がとれず、昼までダルい。

『1990』(1990/Daniel Johnston) [,w200,h200] 異端の音楽。魔女の音楽。世が世なら流通することすら許されなかっただろう。荒すぎるピアノ、掻きむしるギター、その遠く後ろからエコー処理された声が聞こえる。(本当に)泣きながら歌っているんだ。

サム・クックについて考えていると、ブルースについてしっかりと研究する必要があることがよくわかった。

「The Thing×ジム・オルーク×大友良英」のライブを最前列で目撃した。大友の薄くなった頭を毟ることができる距離だった。全員のアンサンブルも圧巻だったし、オルークと大友のギター・デュオ(公式では初!)の延々と続く緩やかなフィードバック・ノイズが素…

民主党が「1990年比で温室効果化ガス25%削減を目指す」と表明している。ニュースを見ていると、ほとんど批判的なものばかりだが、これは明らかに「エネルギー転換せよ」のメッセージだと思う。具体的には石油エネルギーから太陽エネルギーへの転換だ。今後、…

『わたしは甘えているのでしょうか?27歳・OL』(2006/村上龍) 本書は、実は僕のことでもあり君のことでもある切実な悩み、ときには笑ってしまうような馬鹿馬鹿しい悩みに村上龍が真顔で回答している奇書。同世代の女性の切実な悩みを聞くことがほとんど…

『メゾン・ド・ヒミコ』(2005/犬童一心) [,w300] 細野晴臣の音楽がなかったら・・・

『On The Road』(1976/Jesse Colin Young) [,w200,h200] 元Youngbloods。「Sunlight」は人生に欠かせないメロウな名曲。Marvin Gayeのカバーも良く、色気すら漂っている。ライブ音源だが知る人ぞ知る名盤となった。

来週の月曜日は弊法人の創立記念日のため3連休である。この3日間でレポートを仕上げたいと思っている。ギリギリにならないと作業に取りかかれないのは、大学時代から変わらない。やらないのはやりたくないだけ。昨日は、東京にいる親戚のオジさんと呑んだ。…

高田渡の「トンネルの唄」が異様に沁みる。