少し前のことだが、6/26にジャンヌ・バリバールのライヴを観た@西麻布スーパー・デラックス。月に1回もライヴに行かないのであまり手放しで褒めることは控えたいが、彼女の美しさ。つまり、横から眺めたときの、スリットの裂け目から伸びた美しく肉感的な生足のことだが、その筋肉質で白く長い足を見ながら彼女の歌声(近日中にCDが発売される)を聴く、という何とも贅沢な時間を過ごしてしまった。先日観たアサイヤスの『クリーン』ではレズ役だったが、完璧に美しかった。ひょっとすると実物よりもいいかもしれない。女優とはそういうものか。
 7/31からペドロ・コスタ監督の『何も変えてはならない』がユーロスペースで公開される。ブレッソンアフォリズムだが、下の予告編のなかで「何も変えてはならない」と呟く声の主は誰あろうゴダール御大で、かつエコー処理されていて、まるでヴードゥー教の教祖の神託だ。必見!