いままで選挙に行ったことがない。今回はどうしようか迷っている。麻生太郎は未だに「責任」の意味がわかっていないので、尋常小学校からやり直した方がいい。「保守本流」と言っているが、自民党は諸外国の保守党とかなり違うので、その実態は勉強しないとわからない。思えば自民党は実質的に森内閣の頃に終わっていたのだが、小泉純一郎というイレギュラーな存在が延命した。その小泉は「既得権益破壊=再配分廃止」と短絡した。必要なのは「既得権益をなくした再配分」であることはみんな気づいている。
 民主党政権で不安なのは外交と安全保障だと言われているが、僕にはよくわからない。ただ、「ケツナメ外交」と呼ばれている今よりはいいのかもしれない。50年間もアメリカのケツを舐めていたので、もう唾液も出ない。民主党の政治思想の基盤がどこにあるのか勉強していないのでよく知らないが、小沢一郎ラスプーチン的に副総理大臣になれば何かが変わるかもしれないし、何も変わらないかもしれない。個人的には新党日本民主党と連立して、田中康夫が総理大臣になればいいと思っている。

若者のための政治マニュアル (講談社現代新書)

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