■
- 『クリスマス・ストーリー』(2008/アルノー・デプレシャン)
[,w300]
@恵比寿ガーデンシネマ。この複雑な物語を要約することは難しい。想像以上に荒唐無稽なのだ。主人公などどこにもいない。群像劇ではあるが、たとえば家族がたくさんあつまっている食事のシーンやリビングでの団欒のシーンよりも、ふと訪れる夜の散歩のシーンとかアンリが壁を降りるシーンなどの個人が剥き出しになるシーンのほうがこの作品の魅力だと思う。もちろん雪が降るところは◎。ややショットを割り過ぎているところが気になった。この傑作が2年遅れで公開される、日本という後進国。
http://a-christmas-story.jp/trailer.html