2011-04-03 ■ Lire 『潤一郎ラビリンス(11) 銀幕の彼方』(谷崎潤一郎) 「私は、自分がかねてから憧れて居た活動写真の仕事に関係するようになったことを、その歓びを感謝せざるを得ない!」 モダニスト谷崎万歳!1917年の『人面疽』はまさしく映画が生まれてからしか書けなかった小説であり、1921年に日本で公開された『カリガリ博士』を遥かに予告している。 人面疽 アヴェ・マリア 青塚氏の話 過酸化マンガン水の夢 活動写真の現在と将来 其の歓びを感謝せざるを得ない 映画雑感 日本の活動写真 『カリガリ博士』を見る 出張撮影に就いての感想」 潤一郎ラビリンス〈11〉銀幕の彼方 (中公文庫)作者: 谷崎潤一郎,千葉俊二出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1999/03/18メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見る