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- 『フェイシズ』(1968/ジョン・カサヴェテス)
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カサヴェテスは紛れもなく「顔」の作家だが、その顔をタイトルにしたこの作品で彼はおよそ意図していなかった数々の「顔」に出会う。おそらく彼はラッシュ時に驚いただろう。映画が「事件」の現場であることを証明した金字塔。日常から非日常、いや正気から狂気へと変貌するその刹那。まろやかな狂気。Mellow Madness。
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カサヴェテスは紛れもなく「顔」の作家だが、その顔をタイトルにしたこの作品で彼はおよそ意図していなかった数々の「顔」に出会う。おそらく彼はラッシュ時に驚いただろう。映画が「事件」の現場であることを証明した金字塔。日常から非日常、いや正気から狂気へと変貌するその刹那。まろやかな狂気。Mellow Madness。